読書を始めたいという方には、喜多川泰さんの『書斎の鍵』をおすすめしてます
ただ、読書が好きな方や、最近影響を受けた本は何ですか?と聞かれたらビル・パーキンスさんの『DIE WITH ZERO』をおすすめすることが多いです
2020年の9月に発売された本で、僕も3年ほど前に読みました
この本を読んでから3年ほど時間が経ちましたが、改めてこの本の影響を受けていると感じました
先日ホテルに宿泊しに行ったのですが、行く前からこのホテルのラウンジでこの本を読むと決めてました
なぜかわかりませんが、このタイミングで再読したので読書記録にも残しておきます
ホテルの宿泊記録はこちらです
この本にあるように最高の経験ができました
この本を読む前はお金を貯めようとしていたのですが、この本を読んでから経験にお金を使うようになりました
クレジットカードをマリオットボンヴォイアメックスカードにしたのも経験を増やすためです
いましかできないことをやる
この本を読んで大事にしようと思ったことは、お金に囚われるのではなく、自分の人生を生きようと思ったことです
この本を読む前の僕は、お金を残すことばかりに目を向けていました
独身のうちは自己投資をたくさんして自分を高めることに目を向けていたのですが、結婚する前のタイミングからお金のことが頭をよぎり貯金と投資を始めていました
とにかくお金を使わないようにして投資にお金を回してました
結果的にはお金を貯めて増やすことができたので、結婚式や引っ越しなどの資金にできたのでよかったですが、とにかくお金を使わないことばかりに意識が向いてました
きっとこの本を読んでなかったら結婚式すらもしてなかったと思います笑
そのくらい夫婦ともに経験よりも手元のお金を増やすことに意識が向いてました
ただ、この本を読んだことで、今しかできない経験があるんだと気づくことができ、夫婦で経験にお金を使うことにシフトしていきました
クレジットカードも経験を増やすために変えました(結果、クレジットカードは変えて本当に良かったです)
この本にこんな言葉があります
今しかできないことに惜しみなくお金を使え
金を無駄にするのを恐れて機会を逃すのはナンセンスだ
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
今しかできないことにお金を使う
これがとても大事だと気づかされました
経験というのは、そのタイミングでしか経験できないことがたくさんあります
たとえば、僕だったら結婚式でした
このタイミング過ぎたら、何年後かに「したい」と思ってもできなかった可能性が高いです
結婚式は今しかできない経験の一つだったのですることにしました(結婚式をすると決めてから準備から当日までめっちゃ楽しかったです。お金もかなりかかりましたが笑。夫婦ともにやってよかったと思ってます)
お金を気にしてやりたいことを我慢するのではなく、とにかくやりたいことを先のお金を気にせずやっていく人生が豊かな人生となり、結果的にお金もついてくるのだと思います
「本当の人生」
ただ生きるのではなく、十分に生きる。
経済的に豊かになるだけではなく、人生を豊かにするための方法を考える
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
経験することによって思い出がたくさん増えるから話の話題も多くなって楽しいです
記憶の配当を増やしていく
この本の言葉のなかで「思い出の配当」「記憶の配当」という言葉がすごく印象に残っています
「配当」というと、株式投資などをしている方はお金のイメージがあるかと思います
僕も同じで、配当はお金だけだと思ってました
ただ、配当はお金だけでなく、「思い出」や「記憶」にもあるとこの本では言われています
それも、お金の配当と同じように、記憶の配当も時間が経つとともに複利で増えていきます
だからお金を投資して時間の経過とともに複利の力を大きく活かした方がいいように、早いうちから経験を増やすことで思い出の配当も時間の経過とともに大きくなってきます
思い出の配当 記憶の配当
経験を増やすと雪だるま式に幸せになれる
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
考えてみたらわかるのですが、一度経験したことは何年経っても経験したことで思い出して話すことができます
そしてその経験は年が経過するごとに良い経験として思い出されます
この記憶の配当を大きくしていくことが、私たちの人生を豊かにするコツであり、私たちの人生に必要なことなのです
人生で一番大切な仕事は「思い出づくり」
人生の最後に残るのは思い出だ
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
「思い出の配当」「記憶の配当」という言葉を知ってから、やりたいことをやろうと思えるようになりました
いま使っているお金の価値を理解しているか
項目のなかに「スタバのコーヒーを毎日買っているあなたへ」という私たちに向けたかのようなタイトルがあります
このタイトルの意味は、スタバで飲むコーヒーのお金がもったいないわけではない、ただ、そのお金の価値を理解して使っていますか?という内容でした
海外には「ラテ・ファクター」という言葉があります
1杯のラテ代も毎日積み重ねたら結構大きな金額になるという意味の言葉です
1杯400円でも毎日飲むと1ヶ月で12,000円
1年で144,000円となります
これだけのお金があれば、旅行という経験にお金を使うことができますし、今はLCCもあるので、ラテ代だけで2ヶ月に一度は国内往復の航空チケット代になります
これだけ価値のあるお金を使っているという自覚があるかと考えされられる内容です
1年前に記事も書いてました
この記事でも記憶の配当という言葉を使っており、本書の影響を受けてるのが改めてわかります笑
僕はラテ・ファクターという言葉を知ったのは以下の本からです
この本を読んだ直後はカフェに行くのをやめて、その分を投資に回してました(影響を受けやすいですね笑)
ただ、僕はカフェで読書が好きなので、やっぱりカフェはやめずに行っています
齋藤孝さんの影響を受けていることもあり、カフェに行って仕事や作業をするようにしてます(言い訳ではなく、カフェに行く理由を作ってます笑)
上記の本のおかげで、隙間時間で一つの仕事を終わらせる習慣を身につけることができました
このようにお金の使い方は自分次第で大きく変わります
ただなんとなくで毎日ラテを買うというような習慣にならないように、常にお金の使い方は考えていきたいです
お金って使い方次第で人生が豊かになりますよね
僕はカフェ代によって仕事が捗るので、カフェ代は自分に必要な投資だと考えてます
この投稿もカフェで書いてるので、自分のために必要なお金の使い方です
1度は読んだ方が良い1冊
この本は投資にはまっていた時期に読んだこともあり、考え方がとても変わった1冊です
お金を貯めたり、お金を増やすことが本当に豊かに人生になるとは限りません
それよりもお金を使って経験を増やすことで、人生は豊かになってきます
この本を読んだおかげで経験を増やすことができました
ぜひ、一度読んでもらいたい1冊です
YouTubeにもこの本の動画がたくさんあります
あなたは喜びを先送りしすぎている
経験の価値を信じること
人生の充実度を高めるのは”そのときどきに相応しい経験”なのだ
「経験(それもポジティブな)」を最大化すること
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール