「やりたいと思ってるのに、何もできずに時間だけが経ってる…」
「自分で決めたこともできない…」
「皿洗いや掃除が苦手…」
という方におすすめの本が『着ない服を捨てたら「すぐやる人」になれた』です
自分の感情をコントロールできずに、行動に移せないまま毎日が過ぎてしまうのは、自分の意志力を過信しているからです
意志力のことを知れば、自分のことがわかり行動できる自分に変わってきます
自分で決めたことができないと落ち込んでしまうけど、できないのには理由があるんだよね
それを理解したら動ける自分になれるよ
意志力の弱さを自覚しよう
自分で決めたことができないと、できない自分を責めてしまいます
ただ本来は、意志力は弱いものです
意志力に頼って行動しようとしても上手くいかないことがほとんどです
なぜなら、人の意志は外部の環境に左右されるからです
何かに取り組もうとしても部屋が散らかっていたら取り組むまでに時間がかかりますよね?
このように意志は外部環境に左右されてしまうものであり、意志力を頼りに行動しようとしても上手くいかないものなのです
散らかった部屋は「意志力」を奪う
『着ない服を捨てたら「すぐやる人」になれた』
本書では、自分の意志力は幼児レベルだと自覚すると書かれていました
幼児レベルの意志力だと自分をコントロールすることが難しく、自制力もほとんど働きません
そのため、意志力に頼るのではなく環境の力を借りながら行動できる自分になることがおすすめです
動けないのは気持ちの問題ではなく、周りの環境が影響してるんだよね
環境を整えたら自然と動ける自分になれるよ
部屋のモノを減らして綺麗にしてみよう
動ける自分になるためには、モノを減らすことです
多くのモノを持っていると、モノに意識が向いてしまいエネルギーを奪われてしまいます
少しでも何かに集中できる環境を整えるためには、とにかくモノを減らすことです
本書の著者は、ミニマリストの本を読んでモノを捨ててから変わったと言われてました
僕もミニマリストの影響を受けて、以前モノを捨ててから心と身体が軽くなり動ける自分になったのを思い出しました
モノは私たちからエネルギーを奪います
自分がしたいことに全力でエネルギーを向けるためには、モノを捨てることから始めてみましょう
必要なモノだけを残すと
1.整理整頓が簡単になる
2.日常が整う
3.自分自身をよく知り、賢い消費ができるようになる
4.生産的な暮らしがはじまる
モノを捨てると気分が良くなるからおすすめです
モノが溢れてる部屋より、スッキリした部屋の方が集中できますよ
簡単にできることから始めよう
人は簡単なことは続けれる生き物です
やろうと思ったことをできないのは、動き始めるまでのハードルが高いからです
簡単にできることから始めてしまえば、人は簡単に続けることができます
モノを捨てることでも、大掃除して一気に捨てよう!と決心してもなかなかスタートできません
そうではなく、もっと簡単に、「仕事から帰宅したら机の中を綺麗にしよう」「キッチンで使ってないモノを捨てよう」とか「着てない服を処分してみよう」など、できることのハードルを下げておくことがおすすめです
簡単なことからスタートすると、どんどんやれることが増えてきます
ささいなことに集中できない人は大きなことにも集中できない確率が高いのです
『着ない服を捨てたら「すぐやる人」になれた』
動くまでのハードルを下げることがコツです
動き始めたら、勝手にどんどんやりたくなりますよ
スマホを手放してベッドメイキングから1日をスタートする
私たちの気分は、起きた直後の行動に影響を受けます
朝目覚めてすぐにスマホを見ていると、あっという間に時間が経ってしまい、後悔した気持ちのまま1日がスタートしてしまいます
1日を気分良く過ごしたいなら、起きた直後の行動を変えることです
そのために「ベッドメイキング」からスタートします
本書では、アメリカ海軍大将のスピーチのことが書かれてました
このスピーチで語られてるのが、1日のスタートをベッドメイキングからスタートするということです
起きた直後にベッドメイキングをすることで、決めた行動ができた自分となり1日を最高の気分でスタートできるということ
そして1日の中で上手くいかないことがあっても、綺麗に整えられたベッドを見ることで良い気分で1日を終えることができるとスピーチされていました
以前に僕もこのスピーチ動画を見て、ベッドメイキングは真似して取り組んでいました
ベッドメイキングをすると、行動できた自分となり、1日を最高の気分でスタートすることができてます
このスピーチを聴くと人は小さなことの積み重ねで大きな結果になっていくことがわかるよ
目の前の小さなことを積み重ねていこうね
・起きた直後が1日の気分を左右する
・スケジュールは書いてこそスケジュールだ
『着ない服を捨てたら「すぐやる人」になれた』
スマホ時間を減らして充実した毎日に
私たちが行動できなくなってしまった理由の一つに「スマホ」があります
ちょっと見るだけのつもりでスマホを触ってしまうことで、1時間…2時間と経過して時間を奪われてしまいます
ほとんどの方がスマホから抜け出すことができずに時間を奪われているのではないでしょうか
最近は、集中力を高める方法の動画でもスマホのことを言われることが増えており、僕自身も家では機内モードを活用してスマホを触らない時間を増やしています
何より、日常の生活が充実しているとスマホを触る時間は自然と減ってきます
何気なくスマホを触ってしまうのは、日常が充実しておらず楽しいことが少ないからです
日常での楽しみを増やしていくことで、スマホ時間は少なくなり、心も充実してきます
・「スマホ依存症」は日常がスマホよりわくわくするおもしろいことであふれていればごく自然と治るものなのです
・スマホの使用時間を減らすと現実に集中するようになって日常がもう少しおもしろくなりますし、空いた時間をほかのルーティンで埋めたくなってきます
・現実の何かから逃げるためにスマホを触っている
『着ない服を捨てたら「すぐやる人」になれた』
スマホを触っていない時間が心の充実度を高めてくれるよ
最初は違和感があるかもだけど、スマホを触らないだけで幸福度が高まりますよ
環境を整えて動ける自分に
本書を読んでいると環境の大切さをより感じました
自分の意志力だけに頼ろうとしたら相当な自制力が必要となり、それができる人なら困ったりしないんだろうと思います
人は環境に左右される生き物だからこそ動ける環境を準備しておくことが大切になります
環境次第で人は動けるのです
本書を読んでいて特にそう感じました
本書は著者の気持ちが込められており、とてもスラスラ楽しく読むことができます
なかなか動くことができないって方は、ぜひ読んでみてください