お金はなくてはならないものであり、あっても困らないものです。
それなのに多くの人は、お金を欲しがろうとしません。
欲しがろうとしないというか、欲しがってはいけないと思っています。
しかし、お金があるとできることの選択肢が増えます。
お金があるから幸せというわけではありませんが、お金があることで幸せを感じることもあります。
人生の選択肢を増やしてくれるのがお金です。
お金のことは学んでおくべきであり、学ぶべきです。
今回は、ボード・シェーファーさんの著書『そろそろ、本気でお金持ちになってみませんか』から学んでいきます。
自分が出発点
まず、自分が出発点になることです。
何の出発点なのかというと、「成功」や「幸せ」のです。
成功や幸せは人によって違います。
大金を稼いで億万長者になることが成功だと思っている人もいますし、お金に困らず時間にゆとりのある暮らしが成功と思っている人もいます。
成功の形は、人それぞれ違うはずなのに、なぜか周りの成功の形に影響されて自分の成功の形から遠ざかってしまいます。
自分にとって、どんな形の成功が理想なのか。それを見つけることです。
自分が出発点になって、自分を中心に考えることで、成功や幸せの形が見えてきます。
目標はものさし
達成したいものがある時、目標に向かって突き進みます。
そして、目標が達成できたどうかをみることが多いです。
ただ、目標は一つの「ものさし」です。
自分の定めた目標に対して、達成できたのか、達成できなかったのか。
そして、達成できなかった時、目標と現実にどれだけの開きがあったのかを知ることができます。
目標は一つのものさしであり、達成できたかどうかも大事です。
ただ、もっと大事なことがあります。
それは、目標を達成する過程で、立派な人間になれたかどうかです。
目標は、自分の成長に角度をつけてくれるものになります。
目標が大きくければ大きいほど、角度を大きくして成長していかなければいけません。
私たちがしなければならないことは、目標を達成することも大事ですが、どんな人間に成長していくかが大事になります。
自分に「何ができるか」
「与えれば与えられる」
私の好きな言葉です。
成功者と呼ばれる方たちは、サービス精神旺盛で、常に人に与えることばかり考えています。
これはモノだけでなく、考え方や成長の機会など、私が気づかないようなことを与えてくれます。
お金を稼ぐ人の共通点は、自分に「何ができるか」を考えていることです。
自分ができることを考えて与えているから、まわりに回って返ってくる。だから豊かになっていきます。
しかし、多くの人は自分が「何ができるか」ではなく、「何をしてもらえるか」ばかり考えています。
自分にできることではなく、自分がしてもらえることばかり考え、それを権利かのように発言しています。
与える人と、与えてもらいたい人。
あなたなら、どちらの人と一緒にいたいですか?
答えは明確です。与える人のところに人が集まります。
人が集まるところにお金は集まります。
自分には「何ができるか」問い続けましょう。
それが、私たちの果たすべき義務です。
失敗しよう
私たちは、失敗を避けて生きています。
失敗することが悪いことかのように教育されてきたからです。
しかし、成長するためには失敗することが大事です。
そして、失敗から学んでいくことです。
失敗しない毎日は刺激が少なく、学ぶ機会も減ってしまいます。
だけど、失敗することで新しい学びがあり、刺激的な毎日になります。
私たちに大事なのは、たえまなく学び成長することです。
お金持ちに過程を通して、立派な人間になっていきましょう。