自律神経を整える
いま、「自律神経」とい言葉が有名になり、自律神経を整えようとする人が増えています
身心ともに不調の原因となるのが、自律神経のバランスの崩れです
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、このバランスが崩れた時に、私たちの心と身体のバランスも崩れてしまいます
なぜ、自律神経のことをここまで書いてるかといいますと、僕自身が身体に関わる仕事をしていて、自律神経の大切さを実感しているからです
僕は、自律神経のバランスの改善を運動と姿勢改善をメインで行っています
あと食事も大切なので、食事のバランスの大切さも伝えています
そんなこともあり、本書が気になって手に取りました
読んでみて本当に良かったです
自律神経は、何か一つ変えるとバランスが整うわけではありません
いろんな要素が絡みあってバランスを崩しています
このバランスの崩れを改善するには、何か一つ変えるだけではなく、生活全部を見直す必要があります
それが本書では、生活全部を捉えられており、そして自分を大切にする習慣として身につけたいと思う内容でした
僕は寝る前にベッドで本書を読んでましたが、本書を読むと、心地良く眠りにつくことができました
自分を大切にしたい人、自律神経のバランスを整えたい人におすすめの本です
心も身体もゆるめよう
私たちは心を張り詰めて生きており、息もしにくいまま生活しています
そんな張り詰めて生きていると、心も身体も疲れてしまいます
張り詰めた生活をするのではなく、もっと力を抜いてリラックスすることが生きていくうえで大切になります
私たちには「ゆるめる時間」が必要
私を整える。
心と身体が張り詰めた状態は、交感神経優位の状態です
交感神経は、戦う時に優位になる自律神経であり、常に交感神経が優位の状態だとリラックスすることができず、身心ともに疲れてしまいます
まずは、力を抜いてゆるめるところから
心と身体がゆるむと、気持ちも楽になります
自律神経を整えよう
自律神経が整うと、心と身体に元気を与えてくれます
自律神経を整えるためには、「運動」をしたり「食事」のバランスに気をつけたり、「自然」に触れたり、「睡眠」をしっかりとることです
全部が自分を大切にすることにつながります
運動は日光を浴びなら散歩をするだけでも、心に余裕が生まれて心が元気になってきます
自律神経のバランスの良さは身体の血液の流れも良くしてくれます
血液の流れが良いと、全身に栄養が行き渡るので、身体も元気になってきます
「血流のいいからだ」もまずは自律神経から
私を整える。
セルフケアの時間で自分の身体の声を聴く
自律神経を整えて自分を大切にしたい!と思うなら、セルフケアの時間を作ってみてください
セルフケアの時間は、自分と向き合う時間です
この時間が自分の心や身体のことを教えてくれて、本当に必要としてくれるものがわかってきます
「からだの声を聴く」ということが本当に役に立ちます
からだは健やかになれる方を選択すると「心地よさ」という感覚で教えてくれます
私を整える。
日々、時間やストレスに追われて生きていると、この「心地よさ」という感覚が鈍くなってきます
ストレスを感じることで、どんどん感覚を感じにくくなるので、この感覚を取り戻すためにも自分の身体の声を聴くということが大切になります
ケアの時に大切なのは
どんな「在り方」でするか
私を整える。
自然に触れて姿勢を意識してみよう
普段の生活からちょっと意識するだけで、自律神経が整いやすくなります
意識することは4つです
自律神経ケアの4原則
「植物」「光」「姿勢」「リズム」
私を整える。
植物に触れる時間をつくり、太陽の光を浴びること
自然からもらえるエネルギーを感じ、私たちのエネルギーに換えていきます
そして、姿勢を意識することで呼吸が深くなり、自律神経のバランスが整いやすくなります
呼吸は私たちの感情を大きく左右するものです
呼吸をコントロールできるようになると自律神経のバランスも崩れにくくなります
その呼吸にも大事なのがリズムです
このリズムは、何か一つだけのリズムではなく、全体を通してのリズムになります
呼吸や歩き、心拍数などもリズムを刻んでます
このリズムが安定することによって、心も安定するようになります
私たちの心と身体はつながっています
セルフケアで身体を意識してケアすることで心の声も聴きながら変化していけます
そんな大事なことを本書では気づかせてくれます
自分を大切にしたい方におすすめの本でした